平日の午前中、就学前の乳幼児のお子さまやその保護者様を対象にしたクラブやひろばを実施し、地域の子育て支援を進めています。
親子の居場所としてはもちろん、親同士で子育てについて学び合いながら交流を深める場所としても機能しています。
また育児に関する不安や生活上の困難などに対応して必要な援助に結びつける役割も担っています。

当児童館は、神戸市の小学校として一番初めに建てられた明親小学校の校区にある児童館です。
児童館も開設が昭和47年と古く、多くの地域の皆さまに支えられながら月日を歩んできました。
現在も地域の子育て支援の団体のみならず、近隣の企業や各種団体、個人の方々にサポートしていただきながら、地域の子どもたちの成長を地域の大人で見守り、サポートしています。
午後からは、学童保育として多くの小学生児童が通ってくれており、保育所と一体化した建物である環境を活かして、子どもたちが最近まで通っていた保育所に、お兄ちゃん・お姉ちゃんとしてボランティアに伺うこともあります。
また、児童館に来館する地域の子どもと遊びや活動を通じて交流することもできたり、児童クラブの利用終了後も児童館を利用することができます。
令和３年からは、物価高騰等の影響で生活が厳しい状況の子育て世帯に対して、企業や地域の方から寄付された食材や日用品を提供する食支援の事業も行っています。

地域における学童保育ニーズの高まりに伴い、平成14年から明親小学校の校舎の一部を活用して学童保育を行っています。
小学校低学年（1年生・2年生）の児童を受け入れており、下校後は小学校の校庭から外に出ることなく学童保育に通うことができ、安心して通える場所になっています。